2018年07月

尊敬、尊重をし主体性を 【御津】

大雨が続き全国各地で様々な被害がでております。

被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

 

梅雨も明け、蝉も鳴き始めました。

夏本番、がんばって乗り切っていきましょう

 

さて、ひかりの森御津では梅雨の真っ只中の中恒例のお買い物支援を行いました

個人的には社会参加活動と名を変え、支援を行っておりましたが

今回はより一層個々のニーズに応えるべくいつも以上に意識を変え取り組むことを心掛けてみました

ひかりの森御津は4月より個別機能訓練(Ⅰ)を実施しており、また昨年9月より生活訓練も開始しています。

個別機能訓練の積み分けが職員にとっての課題となっておりましたが、今回のお買い物により改めて違いが認識できる様になったと思います

 

今年の初め頃に新規のご利用者様のお話がありました。

お一人で近隣のお店に買い物に行っている。買い物が安全に継続できるようにしたい。というニーズを持ってひかりの森のご利用となりました。

 

幸いなことに、ひかりの森御津ではお買い物支援を定期的に行っており、ニーズに応える事が可能です。

普段のご利用時より、買い物が継続できる様に下肢筋力の維持向上、メモを活用し、また自己にて金銭管理が行える様机上訓練時での書字訓練や計算ドリル等の脳トレ。

目的に合ったサービスを提供し、日々の訓練の評価の場となる様に買い物支援を行いました。

 

その結果、無事に歩いて店内を回る事ができ、またご自身にてレジでの金銭のやり取りを実施して頂くことができました。

  

 

今回の買い物については一例ですが、今後もこのような形で個々に合ったプランを計画し支援が行える様になればと思います。

  

 

誰もが主体性を持って生活ができる様、職員一人一人の意識も徐々に変化しつつあります。

ひかりの森御津でのどの行事も大事にし、職員全員で取り組むことによって当事者意識も生まれます。

常勤、非常勤関係なく、またそれぞれの職種を互いに尊敬し尊重し合える関係で日々取り組んでいます

楽しむということ★

 

7月に入りました★梅雨も明け、いよいよ長い夏が始まろうとしています蒸し暑さを感じる日も増えてきましたね脱水症や熱中症に十分注意が必要な時期になりました。日頃の水分補給が大切ですね

ひかりの森蒲郡では梅雨のあじさいから早くもあさがおがちらほらと変わりゆく花々に四季を感じています

 

 

さて、ひかりの森蒲郡では6月28・29・30日の3日間でカラオケ大会を開催しました

昔から歌や音楽がお好きだった方はもちろん、普段は人前に出ることはあまり好まれない方でも「こういう機会だったら・・・」と、意欲をもって参加される方もいらっしゃいました普段はあまり人前に出ることを好まない方も今回開催されるカラオケ大会を楽しみにされていたようで、当日は好きな曲やご家族を思い浮かべながら歌って下さいました。職員はその意欲と気持ちを大切に、しっかりサポートさせて頂きましたもちろんただ歌うだけではなく合間には集団体操も行い身体も動かします皆さん知っている曲が流れると手拍子をされたり口ずさんだり普段とは少し違う雰囲気の中お過ごし頂きました。

 

 

企画からポスター作り、参加者を集いながら全員で楽しめるようプログラムを考案。地域に根付き、機能訓練に特化しているひかりの森だからこそできる『ただ楽しむ』のではなくそこに『意味』と『目的』があるアクティビティを提供することそこにある利用者様の笑顔を思い浮かべながら日々業務の合間を縫い、せっせと準備に励む職員の姿がありました。意味と目的を明確にしつつ、専門職それぞれの視点から考える『楽しむ』ということ。そこにやりがいを感じ、こういったイベント行事・アクティビティを得意とする職員がたくさんいますその中でも定年の為退職する介護職員がいますが、彼女はハツラツとしたその姿で約10年近く皆に笑顔と元気を与えてくれたひかりの森の太陽のような存在でした蒲郡の地をよく知っている彼女にしかできない話術や、親身になって人の心に寄り添う姿に心を開く利用者様も多かったはず。それは利用者様だけでなく一緒に働く職員にとっても同じです。イベント行事には身体を張ってその場を盛り上げ、利用者様の笑顔のためひかりの森で走り続けてくれました。その背中を見て、次の世代の職員が感じるもの・得たものもたくさんありました。そんな彼女の最後の出勤とカラオケ大会が同じ日に最後まで普段と変わらない持ち前の明るさで場を盛り上げ、利用者様の笑顔の為介護職員としての『楽しむ』気持ちを大切にしっかり勤め上げてくれました

 

 

最後は花束を・・・利用者様からのたくさんの拍手と温かい言葉に胸を打たれたことでしょう長い間お疲れ様でした。ゆっくり自分や家族の時間を楽しんでくださいねそして彼女の介護職員としての『楽しむ』という笑顔の源と、そのパワーを次の世代にバトンタッチをしてまた新しい風がひかりの森を盛り上げていきます

 

 

(さっそく次の行事に向け、若手職員がこつこつ準備を進めていました